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簡易トイレでの大便の処理について

更新日:2023年6月22日

大便の処理方法について、ポイレでは通常

このイラストで2種類の方法をご案内しています。

簡易トイレポイレ:大便の処理方法

  • 水分があるときは、凝固した水分で包むイメージで覆う

  • 水分がないときは、凝固剤を大便全体に振りかけてなじませる

……とはいえ、このご説明だけですぐに具体的なイメージができる方はなかなかいないと思いますので、 凝固剤で排泄物を処理することに慣れていない方にもお分かりいただけるように

お写真で詳しく説明させていただきます。

 

【 はじめに、この記事の内容についてのご注意 】

※写真で使用している大便の代わりとなるゼリーは、お茶で色を付けた寒天です。

本物の大便ではございません。

簡易トイレポイレ:大便の処理方法

写真で大便の処理方法をご案内するにあたり

できるだけイメージしやすく、写真にして差支えのない見栄えのものを試した結果

茶色のゼリーを使用いたしました。


余談ですが、臭いの検証も同時にやろうと欲を出してカレーを混ぜてみたら

偽物だとわかっていても、お見せするには抵抗のある写真になってしまいました……。

今回は、処理のイメージをつかんでいただくために

臭いについては断念いたしました。(いずれにしても臭いは画像では伝わりませんものね…)

 

※画像ではわかりやすいようにガラスの容器で撮影しましたが、

実際に簡易トイレとして使用する場合は

排便袋(ゴミ袋や汚物袋など)に直接排泄して凝固剤で固め、袋ごと廃棄してください。


凝固剤で固めた水分は、容器から袋などに移し替える場合

全部がきれいにまとまって、ひと塊でポロリと剥がれる、というキレイな状態にはなりません。


しっかり容器に密着し、掻き出さないと取れません。


バケツなどを使用する際にも、直接バケツに用をたすのではなく

必ず廃棄できる袋をかぶせてご使用ください。

 

※水分は塩水に青い色を付けて使用しています。

実際のおしっこの固まり方に近づけるために、おしっこの代わりは塩水を使用しました。

水道水での固まり方とは少し異なります。

(ただし、水を足して使用する想定の場面では、水道水を使用しています)


おしっこの成分や濃さも人それぞれですし、体調や摂取した水分量によっても変化しますが

真水を使用するよりは、実際の使用感に近いと思います。


この記事を読むにあたって、ご留意いただきたいことは以上です。

 

① おしっことウンチを一緒にした場合

まずは 大便と小便を一緒に排泄した場合 についてご説明します。

こちらの写真は150mlのおしっこを一緒に排泄した場合です。

大人の1回の尿は 300ml 程度が目安ですので 150ml は1回の尿量としては少なめですが、


ウンチと一緒にたくさんおしっこが出るとは限りません。

まずは、少ない水分でも大丈夫なのか? という実験をしてみました。


大便とおしっこを同時に排泄した場合は、

そのまま凝固剤を振りかけて小便を固め、固まったゼリーで大便を覆います。

使用したのは凝固剤1包です。

少しずつ、全体に振りかけます。


凝固剤は粉末なので、できるだけ低い位置でそっと振りかけてください。

粉が舞い上がって目に入ったり、吸い込んでむせる場合があります。


実際には黒い排便袋の中で行いますが、

凝固剤は水分を吸収して膨らむため、このような状態に近くなるかと思います。

十秒ほどですぐに固まります。


袋の中で同じように凝固剤で固めると、しっかり凝固剤に包まれている様子がわかります。


さらに、抵抗があるかとは思いますが、それでも非常時の簡易トイレの処理時におすすめしたいのは

袋を外から軽く揉むことです。


凝固剤を大便にしっかり密着させるように、軽く揉んでなじませると、

袋の中で除菌抗菌・消臭作用が大便に作用しやすい状況になります。


ポイレの凝固剤「ポイレかた丸」の除菌抗菌作用は約2時間ほどで十分に作用し、

1か月先まで菌の繁殖を抑える結果が出ています。

消臭作用も約2時間後にはしっかりと効果が出るという結果が出ています。


※袋の外側からとはいえ、触るのは抵抗がある…という場合は無理に行わなくても構いません。

※強く揉むと結び目から中身が漏れてしまうかもしれないので、軽くなじませる程度にしましょう。

 

おしっこの量がもっと多かった場合は???


150ml どころか、おしっこが多めだった場合はこのような状態になります。

おしっこの量が多かった場合

こちらは 400ml のおしっこを固めた想定です。

凝固剤1包としてはギリギリの量ですが、水残りは見られませんでした。

これくらいの状態であれば十分にそのまま処理できるかと思いますが

おしっこの状態や量によって、シャバシャバして固まり方がゆるく不安な場合は、

もう1包凝固剤を使用してください。

 

②おしっこが出なかった場合

おしっこが出ず、大便だけを排泄した場合は

もし水に余裕がある場合は、少量の水を一緒に固めることがおすすめです。


凝固剤は水分を吸うと膨らむため、少しでも水があったほうが

大便を包み込みやすくなり、効果も発揮しやすくなります。


使用する水はお風呂の残り湯や溜め置きの水でも結構です。

※ただし、ラーメンの残り汁などの塩分を含む液体は不向きです。

何かの廃液などではなく、例えば湯煎に使っていたお湯を冷ましたものや

雨水など、真水に近いほうが望ましいです。

大便だけで処理する場合

①の場合より、少し多めの大便を想定しました。

 

まず先に、災害時など水に余裕がなく、大便だけで処理をする場合をご説明します。

水がない場合は、できるだけまんべんなく、大便に凝固剤を振りかけてください。

おしっこがなくても大便には水分が含まれますので

少し時間を置くと、凝固剤が少し固まってポロポロしてきます。


この状態で袋を閉じますが、

  • 可能な限り空気を抜いて

  • できれば袋の外から手で揉んで

凝固剤を便になじませていただきたいです。


水分が少ない場合、凝固剤が便と離れてしまいやすいため、袋の中で密着しにくい状態となります。

凝固剤は便にくっついているほうが効果が出やすいです。


※割り箸などでかき混ぜるのでも良いですが、手を汚す可能性もあります。

水に余裕がない場面では手が汚れることは避けたいですから、

袋の外から揉んで処理をしてから、

アルコールやウエットティッシュなどで清潔にするほうが良いかと思います。



※強く揉むと結び目から中身が漏れてしまうかもしれないので、軽くなじませる程度にしましょう。

 

100ml 程度の水が用意できる場合

もし少量でも水が使える場合は、凝固剤をまぶした後にそっと水をかけてください。

100ml 程度でも結構です。

水をかけるときに勢いよく入れると、凝固剤が洗い流されてしまいます。

少しずつ回しかけるように注いでください。


100ml でも水を加えると、水を入れなかった場合に比べてかなり密着します。

水をたっぷり入れすぎると凝固剤が足りなくなってしまうので、

多く使う場合は300ml ~500ml 程度を目安にしてください。


先に水を入れてから凝固剤を入れるより、凝固剤を先にまぶしてから水を注ぐほうが

凝固剤がまんべんなく膨らみやすいのでお勧めです。

凝固剤は水に触れた瞬間に吸水しますので、ゆっくり水を注ぐと水が流れ落ちる前に凝固剤します。

先に凝固剤がまぶしてあることで便の隙間にも水をふくんだ凝固剤が入り込みやすくなります。


水を先に入れると、水が便の下に溜まってしまうため、凝固剤が全体を覆うことが難しくなります。


ただし、手順として難しい場合は水を先に入れても構いません。


どちらの方法であっても袋を閉じてから揉むと

中で全体が混ざりますので、この場合もできれば揉んでなじませてください。

 

最大どれくらいまで水を入れてもいいの???

短い間の断水など、多めに水を使うことができる場合であれば、

全体がしっかり浸るまで 500~600ml ほどの水を固めても問題ありません。


ポイレかた丸1包で、水道水だけであれば1リットル程度は十分に吸水できますが

大便を固める用途の場合は半量の 500ml 程度を目安にしてください。

どれくらいの水が吸水できるか?

写真は 600ml の水を入れた状態です。

上から見ると少しゆるく見えますが、

ひっくり返してもこぼれないほどしっかり固まっています。

※見た目がきれいではありませんが、あくまで寒天です。本物の大便ではございません。


袋の中で継続して凝固剤の作用が続きます

ポイレは、凝固剤を入れてから1分ほどで袋を閉じていただくよう説明書などに記載しております。

液体は残ってないけど、固まりが弱いのでは…?

と思うこともあるかもしれません。

黒い袋で中の状態が見えないため心配になりますが、袋を閉じた後も凝固剤は吸水を続けます。

  • 明らかにシャバシャバしている

  • 傾けるとドロッと流れるほどゆるい

  • 液体が残っている

という状態でなければ、そのまま袋を閉じて置いておくうちにきちんと全体が凝固します。


 

大便の臭いは、無臭にはできません

ポイレの凝固剤「ポイレかた丸」は、排泄物の主な悪臭の原因である

  • アンモニア

  • 硫化水素

  • メチルメルカプタン

  • トリメチルアミン

に対して、しっかりと消臭効果がございます。


また、感染症の主な原因になりやすい菌に対して除菌抗菌効果もありますので、

凝固剤の除菌抗菌と消臭の効果によって主な悪臭がなくなり、かなり軽減されます。

ですが、大便の臭いは食べたものや体質によって異なるため完全に無臭にすることはできません。




『臭いが消えない!』というお声をいただくと心苦しいのですが、

大便の臭い対策については別途防臭袋をご検討ください。


ポイレでも、セットする防臭袋を現在検討いたしております。

防臭機能はもちろんですが、価格や耐久性、携帯性や扱いやすさなども考えてご提供できるよう

様々な防臭袋を比較しているところですので、今しばらくお待ちくださいませ。

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