GW前後は防災用品購入の狙い目 !?
更新日:2022年8月25日
普段使うものでもなく、定期的に購入するものでもない防災用品。
『いつか買わなきゃ』と思いつつ、忘れてしまってそのまま、ということも多いかもしれません。
ですが、防災用品は「防災」のためのグッズですから、
災害を未然に防ぐこと、災害時の被害の拡大を防ぐことを目的としたものです。
災害が発生してから防災用品を買うのでは、遅いのです。

何を買えばいいかわからない?
通常、ご家庭での防災用品の準備は2つの場面に分けて考えるとスッキリします。
地震などの災害によって自宅にいられない場合に持ち出すもの
ライフラインがダメージを受けても自宅で生活できるように準備するもの
1は非常用持出袋として
2はご自宅の備蓄品として
必要なものを必要量、準備しておきます。
自分で一度考えないと答えは出ません
お勧めの防災グッズのリストはご提供できても、それがどれだけ必要なのか、
他にも必要なものはないか、本当に役に立つかは
ご家庭の状況や家族構成、年齢、性別、体調などによって様々に異なります。
リストを参考にし、一度、しっかり普段の生活を見直してください。
普段何気なく使っているものが、電気が止まると使えないのではないか?
お湯がないと食べられない非常食を用意したが、ガスが止まった時お湯を沸かす手段はあるか?
水道が止まった時、飲み水以外に必要な水は確保できているか?
懐中電灯やラジオ、携帯電話の充電器などに必要な乾電池は何個で、何日分あるか?
ウェットティッシュや消毒用のアルコールなどの使用期限は十分か?
保存食は、甘いものばかり、しょっぱいものばかり、など味が偏っていないか?
食べる、飲む、出す、に必要な備品は用意されているか? 全員が使えるか?
洗濯ができなくても着るものは用意できているか?
冷暖房が使えない時の備えは人数分あるか?
など、一度普段の生活と照らし合わせて考えることで、見落としがちな細かいことに気付けます。
リスト通りに準備した防災グッズも、実際にきちんと使えるのか、不足している備品はないか、
故障していないか、使用期限は十分かなど、定期的にしっかりチェックする機会を作りましょう。
防災用品はいつ買うか?
平常時の落ち着いた時間で考えるのがベストです。
防災用品は翌日に配送してもらえるインターネットでも買えますが、注意が必要なのは
地震や台風などの災害が発生すると需要が高まり、一気に品切れになってしまう場合があることです。
災害に関するニュースが増えると、多くの人が防災を意識し、防災用品を購入します。
当然、人気のある商品、すぐに発送できる商品から売れていきます。
災害はいつ起こるか分かりません。
もちろん販売店にも分かりません。
ですから、急にたくさん売れてしまえば、在庫がなくなります。
特に使用期限のある製品は、新しいものをお客様にお届けするために
販売数を見越して製品を作っている場合がほとんどです。
作成した製品が売り切れてしまえば、新しく作るところから用意しなければならないため
新しい商品を販売するまでに少なくとも数日はかかります。
また、地震や台風などの災害時は運送業者の足にも影響が出ます。
発送しても予定通りに届けられないケースも考えられます。
災害が起きてから防災用品を買うと、
すぐにでも欲しいのに、注文しても在庫がない、発送までに時間がかかる、ということは
少なくありません。
逆に、災害が少ない時期には防災グッズはあまり売れないので、在庫もしっかり用意されています。
使用期限のある製品の場合、売り切りセールが開催されることもあります。
防災用品はもともと保管期限が数年と長いものが多く、製造から少々時間が経っても
備蓄品として十分に期限が残っている場合がほとんどです。
狙い目は平常時、日常の落ち着いた時間
1カ月以内にニュースになるような災害がなく、台風や大雨などの危険が少ない時期に防災グッズを探すことがお勧めです。
様々な種類の防災用品がしっかり在庫され、発送も迅速。
なにより、落ち着いて必要なものを考え、値段や性能を比較することができます。
ゴールデンウィークなどの長期休暇前には、販売店や製造ラインも休みを取るので
多めに在庫を用意していると思われます。
また、この時期はセールもよく開催されていますから、普段よりお得にご購入できるかもしれません。
連休中に、必要なもの、必要な量をご家族でじっくり見直していただけると、嬉しいです。
水
食料
簡易トイレ
懐中電灯やライト
携帯充電器
電池
ラジオ
洗面用具
タオル
ティッシュ
下着や衣類
筆記用具
防寒用品など
貴重品の確認