防災ポーチの中身をご紹介します
- 1月8日
- 読了時間: 8分
実際に当社スタッフが持ち歩いている防災ポーチ
〜中身・理由・管理方法まで徹底解説〜
災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。
いざという時に命を守る「防災ポーチ」は、持ち歩く習慣そのものが大切です。
しかし実際には――
何を入れたら良いのか分からない
入れっぱなしで中身を忘れる
持ち歩く理由が曖昧で、続かない
そんな声も多く聞きます。
この記事では、当社スタッフが実際に持ち歩いている防災ポーチの中身を、
“なぜそれが必要なのか” という理由と併せてご紹介します。
「これが正解」ではありません。
年齢・性別・体質・生活習慣により、必要な備えは人それぞれ違います。
ただし一つだけ共通して言えるのは ――
自分のポーチの中身を把握しておくことが何より大切 ということです。
防災ポーチの考え方
持ち歩くべきものは、大きく4つに分かれます。
誰もが持っておくべきもの
性別により異なるもの
年齢・体質・持病によって必要なもの
個人的な理由で持っておきたいもの
防災ポーチは“個別最適”が重要。
意外なほど「人によって違う」ものです。
自分に必要な理由のあるモノを入れることで、初めて“持ち歩く価値がある荷物”になります。
何より大事なのは「何が入っているか把握しておくこと」
普段使わないものばかりが入った防災ポーチは
いざという時に、何が入っているか忘れてしまうことがとても多いです。
せっかく持っているのに使えない……
持ってると思っていたら入っていない……
どうやって使うか分からない……
わざわざ荷物を増やして持ち歩く せっかくの防災ポーチですから、
どういう場面で役立つものを自分が持っているのか、認識しておきましょう。
実際の防災ポーチの中身紹介
※仕事用の大きめバッグに入れて携帯・商談時に紹介できる仕様
※普段使用するもの=ローリングストックとして運用
内容は必要最低限まで厳選しているものの、小ぶりのハンドバッグ向きではありません。
1つの参考例としてご覧ください。
入れもの(ポーチ)について
特別なものではなく、自宅にあったポーチを使用。
防災ポーチの中身
順番はめちゃくちゃですが、取り出した順に並べていくと以下のものが入っています。
アイテム | コメント |
ラジオ | 情報収集の要。停電時や通信断絶時に必須。 外にいるときに被災した場合、ニュースを聞けるのは心強いです。 |
ロール袋×2 | 排泄物・濡れた物の収納・即席ゴミ袋など多用途。 |
爪切り | “衛生と怪我防止”のため侮れない必需品。 緊急時以外にも何かと便利。 |
折りたたみ歯ブラシ | 外出先での歯磨き用としても併用。 |
デンタルフロス | 歯の清潔に加えて「細い紐」として応急用途にも活躍。 |
凝固剤×4 | トイレ用の凝固剤のみ。 出先でお惣菜やお弁当を食べた時の、ちょっとした残り汁などにも使う。 |
使い捨てショーツ (ハンカチ+ヘアゴム) | 下着交換が必要な場面=清拭(拭く動作)が伴うため、「ハンカチ」と一緒に。さらに脱いだ下着をまとめる「ゴム」もセットに。普通の輪ゴムは劣化して切れるので、ヘアゴムを採用。 |
生理用ナプキン×2 (ハンカチ包み) | 普段から使用。ハンカチと見せかけて人前でさりげなく取り出せるように包んである。 |
生理用ナプキン×2 | 予備用として。 |
尿漏れパッド×2 | 意外と男性にも推奨のアイテム。 「下着を汚さないこと」が最大の身を守る準備。 |
パンティライナー×4 | こちらも下着を取り換えられない状況で非常に有用。 |
OS-1粉末 | 脱水リスク対策。 |
カイロ | 寒さは体力を奪う。小型でも侮れない生命線。 |
おしっこ専用携帯トイレ×3 | すぐに出したい時に最短行動できる備え。 ※抗菌作用がないものは早めに処分する前提。 |
お手拭きシート | 普段からよく使うアイテム。 1枚ずつ包装されているのでウェットティッシュより入れ替えがしやすく、もらったり余った時にすぐ入れる。 常に入替えが発生=中身チェックのきっかけ になる。 |
アルミシート | 保温・雨避け・応急敷物・風呂敷など多用途。 |
ポイレ(携帯トイレ) | 便器がある状況ならこれを使う。 座って用を足せて、抗菌性を活かせる。 防臭袋は大便臭も封じ込め可能。 |
ヘアブラシ | 普段も使うもの。 |
ラジオ用電池×3 | ラジオ用。 |
ホイッスル | 探索・救助要請の最初の武器。 すぐ目に入るところに入れる。 |
内容メモ | これが実は絶対必須。 何を入れているか忘れる=持っていても使えない。 |
圧縮タオル×2 | 水を含むとふくらむタオル |
ヘアピン/ヘアゴム | ラーメンを食べる時にも使います。 |
■水を持ち歩く習慣がない
飲み物と食べ物を持ち歩く習慣がなく、入れても重いだけでストレスなので入れていません。
自宅にたどり着けば備蓄の水や食料がありますが、外出先で被災して徒歩で数日かけて帰宅するような場面もあり得ます。
万が一の際には、まず真っ先に『飲料水を入手しよう』と常々思っています。
■ヘアゴムを使っているワケ
もともとは普通の輪ゴムを使っていましたが、あの茶色い輪ゴムは、数年経つと劣化して千切れてべたべたになるので、ヘアゴムを入れています。
■お手拭きシート
外食の時や、宅配で食事を頼んだりすると付いてくるやつです。
バッグにウェットティッシュを入れても頻繁に使う習慣がないので、その代わりにお手拭きが余ったらポーチに突っ込んでいます。
■デンタルフロス
私は普段”糸ようじ”派で、糸だけを引っ張り出すフロスはあまり使わないのですが、歯のお掃除に使えるのはもちろん、【ちょっとしたヒモ】としても使えるので入れています。
例えば避難所などで寝るときに、手荷物と自分の腕を結んで盗難防止とか、
何か小さいモノをキーホルダーのようにぶら下げるとか…案外、あると便利なのです。
■ハンカチ包みの生理用ナプキン
これは、普段の生理時に外出先で使うことを前提にして、いつも持ち歩いているものです。
化粧ポーチをお手洗いに持っていく習慣がないため、ハンカチにナプキンを包んでおくと、人前でこっそり取り出す時に便利なのです。
トイレにハンカチを持っていくのは普通ですし。
■おしっこ専用の携帯トイレ
商品サンプルとしていただいたので入れています。
何度か実際に使ってみましたが、『おしっこをいますぐ出したい』ときにはとても便利です。
使ってからしばらく放置するとニオイが気になるので、なるべく早く処分するか、持ち運ぶなら外袋があったほうが良いです。
■ポイレ
ポイレについては、【便器があるときに座って用を足す】ための携帯トイレです。
語りだすと長くなるのですが、凝固剤の抗菌性能が高いため、なるべくこれを使いたいわけです。
ただ便器がないと扱いが難しいのが難点ですね。
防臭袋がセットされたタイプですが、この防臭袋は本当に大便の臭いを封じ込められるほど優秀です。
防臭袋だけでも別で持っておくのも良いと思います。
■内容メモ←これ大事!
【このポーチに何が入っているか】をメモしたものです。
普段の生活でこまめにチェックするポーチではありませんから、しばらくすると『何入れてたっけ?』となります。
必ずなります。人間は忘れるものです。
重複防止や補充忘れを防ぐためにも、簡単でいいのでメモを必ず入れておきましょう。
他のポーチに入れているもの
本当に普段よく使うものや、こまめに入れ替えするもの、念のため持っている薬は別にしています。

衛生関係
・ポケットティッシュ
・絆創膏
・薬(頭痛薬・胃薬・咳止め・睡眠導入剤)
・使い捨てコンタクト
・使い捨てマスク
文房具
・はさみ
・筆記用具
・マスキングテープ
・つまようじ
・糸ようじ
・アマニ油
・ムヒ
バッテリー
・モバイルバッテリー
・イヤホン
・接続のコード
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私は普段から荷物が多いほうで、仕事上、防災グッズの話題になることも多いので
防災ポーチの中身もかなり充実しています。(少々過剰です)
防災ポーチだけで800グラムほどの重さがあります。
防災ポーチ作りのポイント
ちょくちょく使うもの(生理用品やティッシュなど)
非常時にだけ使うもの(トイレやアルミシート、替えの下着など)
なかったら困るもの(薬やコンタクト、おやつなど)
適度に開けるキッカケを作る
防災ポーチも作ったら終わりではなく、適度に開けるキッカケを作っています。
時々使うものを一緒に入れておくことで、内容メモが目に入り、なんとなく中身が意識できます。
開けるたびに【内容メモ】が目に入るので、なんとなく中身が把握できます。
気になることも時々思いつきます。
数か月に1回くらい、入れ替えたり、いらないものを排除したりします。
何が入っているかを忘れない
時々見直しの機会をつくる
中身や使い方を意識できる
普段から身近に持っておき、頻繁に目に入るだけで、意識が変わると思います。
思い立った時に、まずは手元にある災害グッズをバッグに入れてみましょう。
あくまで、自宅に帰りつくまでの数時間のうちに必要なもの、と考えて、常に持ち歩きたいものだけに絞ります。
あれもこれもと欲張って大きなポーチを作っても、荷物になるし重たいしで、バッグから出してしまうことになっては元も子もありません。
毎日のバッグに入れる、あなたの防災ポーチを用意してみてください。



























